魅力あふれる機械式時計を 長く使うための秘訣


機械式時計は、実用的な芸術品

機械式時計とは、読んで字のごとくゼンマイで動く機械仕掛けの時計です。昔ながら伝統的な時計作りの流れをくむ工芸品的な位置づけの時計ともいえます。最新技術のクオーツという電池式の時計がほぼ狂わないのに対して、数日で分単位の誤差が生じることもあり、また、自動巻きにしろ手巻きにしろゼンマイを巻かなければ止まってしまう可能性もあります。また、分解掃除などメンテナンスにも多額の費用がかかることもあります。にも関わらず、多くの高級時計は機械式時計であり、あえて機械式時計を選ぶ愛好者が多く存在します。

高級機械式時計の魅力としてあげられるものは、まず、デザイン性の高い美しいフォルムや、計算され尽くした複雑なパーツが誠実に時を刻む様子などがあります。また、ステータスや資産価値ということも大きな魅力となります。

長く使うために正しいメンテナンスを

そして、もうひとつにいえることは、正しくメンテナンスをすれば、親から子ヘ、子から孫へと受け継ぐことができる一生ものを超えた実力があることです。

長く使うためには、まず日常の心がけとして、保管場所に気をつけることです。高温になるところや温度差の激しいところ、湿度の高い所には置かず、直射日光や磁気の近くも避けます。また、使用するときは、衝撃を避けるなど注意が必要です。

その上で定期的なオーバーホールが必要です。一般にオーバーホールは3年から5年に一度必要といわれ、分解掃除や調整、場合によっては部品の交換などがおこなわれます。かなり高額な費用がかかることもありますが、長く使うために欠くことのできないものです。

オーデマピゲは1875年、オーデマとピゲという2人の職人によって創業されて以来、家族経営を続けている珍しいブランドです。またその高い技術力やデザイン性が評価されています。